芝居力向上WS体験談「人として」(20代・男性)

芝居ワークショップ WS体験談

芝居力向上ワークショップに参加した、りゅうたさん(20代・男性)から体験談をいただきました。 

りゅうたさんの参加理由

私自身、舞台に立った経験もなくほとんど未経験の状態での参加でした。

声優や表現の世界に飛び込んだものの、中々満足度の高い充実感を味わえず、レッスンなどを受けるも、漫然と不安が続いていました…ただ「何か自分で始めないと」と思っていました。
この自分自身の衝動や気持ちに正直でいたかった為、信頼できる友人から前評判も聞いていたこのワークショップへの参加を決意しました。

芝居力向上WSの体験談

驚きや発見が多く、毎回とても納得感の高いワークショップでした。
今回のワークを受けたあとに、今までの自分の芝居を振り返ると、参加して本当に良かったと感じています。

自分の芝居への気付き

芝居ワークショップ

これまでの私がお芝居に取り組む際には、「言い方ひとつ」で役を成立させようとしていたり、自分自身が「人から受け取る言葉を無意識に放棄」していたりなど、「自分一人で完結させようとする傲慢さ」が私自身の芝居の多くを占めていた事に気が付きました。

そのため日常的な所作であるはずの「人から言葉を受け取った後に自然と湧き上がる『感情のフロー』のようなもの」に自ら蓋をしていることに気づけました。
今回のワークを受けて痛感しました。

そこが、お芝居の一番の旨味や面白いところなのに…しかし今この早い段階で気がつけて本当に良かったです。

セリフへの発見

あと「セリフはただ読み上げるではもったいないな」ということも感じました。

こんなにも工夫の余地があったのかと。
こんなにも面白い景色になるのかと。
こんなにも掘れる要素が眠っていたのかと。

発見とともに、自身で見つけられなかった悔しさが込み上げたほどです。
毎週のWSが楽しみで仕方ありませんでした。

同じセリフでも、その価値を変える方法がある事を知り、どれもこれも明日から使えるようになりたいと思うものばかりでした。

その思考や工夫の数々は、自分と相手との関係性や目的の想像は無限に広げられました。
日々を過ごす以上に「相手の意思を受け取れる柔軟さ」こそが、芝居の醍醐味だなぁと感じました。

どんな身体でセリフを発言するのか、どんな空気で存在するのか、相手とどんな目的の交渉をしているのか…などの工夫の数々が、その作品に「自分が介在できる素敵なスパイス」なんだと確信しました。

そして、理想的にはいずれは「役をplayする」「遊べるようなプレイヤーになりたい」と思いました。

しかしその前に、まずは今回のワークショップで得た様々な気づきと発見とをおろそかにしない人間でありたいです。

未経験の役に挑む

芝居ワークショップ

私は声をお仕事にしたいと考えている人間です。
ただそれ以前にこれからもお芝居や表現が大好きな人間でありたいです。

経験者には勝てない
俊介さんから言われて、確かにな…と思いました。

しかし今後もらう役は、経験したことない設定の方が圧倒的に多い
これも確かにな…と思いました。

ではどうやって挑むのか?ということを今回のワークショップでは丁寧に、紐解き、学び、実践までさせて頂きました。

最後には、かつて自分が体験したこともないはずのものに涙し、心から笑いました。

すごい楽しかったですし、新体験のワークの数々が、何より実用的で「明日からも当たり前に使えるようになりたい」と思えるものばかりでした。

そんな体験を生み出すのは、「利他的な考えや行動」でした。「相手の為に何ができるか」

それら積み重ねこそが俳優としての楽しみの一つであるように思いました。そんな人間って最高に面白い気がしています。

本質的にぶれないための支柱を一つ、このワークショップでいただいた気がしています。
感謝でいっぱいです。
私は今はとにかく頑張る所存です!!!

ありがとうございました!

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