コミュニケーションの能力とは、対人との意思疎通を図る能力です。
学生生活や社会人として人と生活していく上で、欠かせない能力といえます。
「演技のレッスンでコミュニケーション能力が向上する」といわれていますが、なぜなのでしょうか。
演技とコミュニケーション能力について、お伝えします。
演技とコミュニケーションに必要な4つの要素
コミュニケーションとは、他者との意思疎通を図る能力であり、演技にも欠かせない力です。
演技のレッスンをしていくと、コミュニケーション能力が向上するといわれる所以は以下の4つのポイントがあります。
- 自分の言葉を伝える力
- 相手の言葉を聴く力
- 非言語コミュニケーション
- 非言語をキャッチする力
自分の言葉を伝える力
他者とのコミュニケーションをとるためには、自分の言葉や気持ちを正確に伝えなくてはいけません。
言語能力が必要となり、相手の気持ちや状況に合った適切な言葉選びが重要となります。
適切な言葉を選んだ上で、「目を見て話しをする」という伝え方も重要となります。
相手にわかりやすく伝えるためには、相手のことを考える力が必要になるのです。
相手の言葉を聴く力
上手にコミュニケーションをとる人は、伝える力だけでなく聴く力も備わっています。
「相手の話を最後まで聴く」という行為は、簡単そうに見えて意外とできていない人が多いかもしれません。
相手の気持ちを読み取るためには、言葉で伝えてくる内容を全て聴くのは初歩的なコミュニケーションにすぎません。
大げさに感じるかもしれませんが、話を最後まで聴いてもらえると相手との信頼関係が構築されていきます。
演技は信頼関係のある相手ではないと成り立ちませんので、演技のレッスンを積み重ねていくと聴く力・聴き取る力が備わっていきます。
非言語コミュニケーション

非言語コミュニケーションとは、言葉を使わないコミュニケーションです。
普段は意識していない部分でありますが、演技では特に重要視される部分であるといえます。
- 目の動きや目の力
- 身振り手振り
- 声のトーン
- 表情
どんなに言葉選びが上手な人でも、これらの力がないと他者との意思疎通は難しいでしょう。
非言語をキャッチする力
相手が身振り手振りを交えながら、豊かな表情で話しをしてくれていたとしても、キャッチする力がなければコミュニケーションは成り立ちません。
- 目を見て話しを聴く
- 相槌を打つ
- リアクションをとる
自分が話をする時に、このようなリアクションをとってくれる人とだと、ついつい話が長くなってしまうという経験はありませんか?
演技はセリフがない時も、お芝居をしなくてはいけません。
このような非言語をキャッチする力が重要であり、レッスンでも大切にしている部分です。
演技レッスンでコミュニケーション能力向上
演技のレッスンをしていると、自然とコミュニケーションの能力が向上していくでしょう。
他者との意思疎通スキルがアップしますので、社会生活を送る上でのヒントが得られるかもしれません。
これらの能力は、俳優や女優、声優にならなくとも大切な力であるとわかりますね。
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