芝居力向上WS体験談「自分自身の動かし方」あすか(20代・男性)

芝居ワークショップ WS体験談

2023年1月期の酒井俊介WS体験談した、あすか(20代・男性)さんの体験談をいただきました。

あすかさんの参加理由

芝居ワークショップ

自分は3年前に、初めて酒井俊介さんの同じ名前のワークショップに参加させていただきました。

前回参加させていただいた時に初めてお芝居を演じる側に立ち、毎回衝撃の連続でした。
酒井俊介さんの指導は形を教えるようなものではなく「内側」から役に向き合えるように誘導してくださいます。

全くの素人だった僕も気がつけば本当に感情が溢れ、身体が震え、涙が流れ、手が痺れる程集中したりなどの初めての経験ばかりでした。
あんな感覚になれることなかなかありません。

毎回ワクワクしてお芝居を楽しむ事が出来、新しい自分に出会えて興奮したことが身体の芯に残っています。

今回の参加の目的は、その時からどれ程自分が成長しているのかを確かめたかった為と、初心に帰り、自分自身をもう一度見つめ直す機会を得たく参加しました。

芝居力向上WSの体験談・感想

芝居ワークショップ

3年ぶりに参加してみて

まずとても楽しかったです。
思っていた以上に新鮮に参加出来ましたし、懐かしい題材にも再挑戦出来て良かったです。
出来ない悔しさも過去に参加した時よりも更に感じられたのは、個人的には大きな収穫でした。

今回からの新しい題材も増えていて、挑戦も出来てとてもやり甲斐ありました。

そして今回再参加し、過去の自分と比べながらできた事により、自分の中の引き出しのようなものが3年前よりも増えていることに気がつけ、そこはとても嬉しく感じました。

緊張しながらも初めて参加したあの日から今日まで、前を向き様々な舞台や映像作品やレッスンに積極的に参加してことが全て無駄じゃなかったと思えました。

ただ、やはり良い意味でも悪い意味でも芝居に慣れてしまっていた部分も所々あり反省もしました。
初心を思い出し、もう一度自分を見直すことが出来ました。

繋がる意識の大切さ

今回のワークショップで得たものはとても多かったのですが、特に「言葉を使わずとも相手と繋がる大切さ」という学びは印象強く残ってます。

相手とのコミュニケーションは、セリフを使うだけではない。
セリフを出す前に相手とコンタクトをとり繋がる意識を持つことで、相手も自分もお互いに芝居がしやすくなることは新しい発見でした。

そして、その感覚に比例し互いの演技がとても深くなる体感もあり、リアリティが増したようにも感じました。
これは実際、自分の身体で体験させてもらえて本当によかったです。

相手本意で考える大切さ

芝居ワークショップ

そして普段はやはり自分本意に考えがちなのですが、酒井俊介さんのワークショップでは「相手本意で考える」という事がとても重要であることを伝えて頂き、すごく納得できる内容で大変勉強になりました。

「相手が笑顔になるにはどうしたら良いか?」という人間関係の根本にある大切な感覚を再認識させられました。
そして「相手を信頼する大切さ」という事もとても丁寧に伝えて頂きました。

特に衝撃だったのは、「芝居中は、喧嘩のシーンもある。信頼しあっているからこそ、思いきり感情をぶつけられる。信頼出来ずに遠慮していたら、せっかくの感情をぶつけるシーンなのにそれは相手にも失礼だ。」

信頼し合うからこそ、いい意味で相手に迷惑をかける重要さを学びました。
「より良い作品にする為にも、ときには嫌われるのも怖がってはいけない。」
強く共感し、記憶に残るフレーズでした。

芝居力向上WSについてのまとめ

今回のワークショップに参加して得られた、気付きや発見、驚きと感動、衝動と学び。
いただいたそのたくさんの欠片たちを自分自身で育てていき、これからの俳優としての未来に繋げたいと強く思いました。

今後取り組ませていただく作品や、台本に対して、より深く、より細かく作っていく為に生かしたいです。

これからも、今回の学びを反復し少しずつ深く浸透させていきたいです。
最終的には個人だけではなく、相手役と共にしっかりとその場面を「生きれる」俳優さんになりたいです。

今回、相手役をもっともっと引き立てられる役者になりたいと強く思いました。

ありがとうございました。

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