小学生や中学生の子供であっても、俳優や女優・声優さんに憧れる子は多いでしょう。
しかしいきなり芸能界に憧れていると聞くと、親御さんは心配してしまいます。
ご縁があり、俳優に憧れる小学5年生の男の子のお子さんを持つ親御さんから、ご相談をいただきましたので「演技未経験の小学生が俳優を目指せるのか」という題材について、ご紹介します。
小学生から俳優は目指せるのか

小学生であろうと俳優になれます!
実際にテレビドラマや舞台では、子役として活躍している小学生も少なくありません。
しかし全く業界に知識がないと、何から始めればいいのかわからないというのが本音でしょう。
小学生となると、行動範囲や経済力という面で、自分の意志だけで動くのは難しいですね。
すでに子役として活躍している子供はいますが、その活躍している子達は何年も前からレッスンや活動をスタートさせています。
将来の職業を決めるには早いと感じるかもしれませんが、芸能の世界では小学生から始めるのは全く早くはありません。
では、何から始めればいいのか、全くの未経験者ができることについて考えてみましょう。
俳優・女優になるために小学生からできること

俳優・女優として子役から活動したい・将来活動したいのであれば、活動の場を探してみましょう。
- 芸能プロダクションに所属する
- 演技のレッスンを受ける
- 舞台に立てる習い事を選ぶ
このような活躍の場は、全くの未経験者でも問題ありません。
芸能プロダクションに所属する
芸能プロダクションは、子役として所属すると定期的に演技レッスンが必要となり、宣材写真(せんざい)というオーディション用の写真撮影をする際の費用が実費でかかります。
数十万円かかるのも珍しくありませんが、子役としての仕事でその分が回収できるかは未知数です。
演技レッスンの送り迎えや経済的にも親の負担が大きくなりますが、プロへの近道であるといえるでしょう。
演技のレッスンを受ける
演技レッスンは、単発のワークショップなどを探してもいいでしょう。
単発であれば嫌なら辞めやすいですし、「ちょっとのぞいてみるという感覚」でもOKです。
ただし小学生が参加できる演技のワークショップは少ないので、探すのが大変かもしれません。
スリーシーノートの芝居力向上ワークショップは、講師が子役指導の経験もありますので、参加可能です。
舞台に立てる習い事を選ぶ
俳優や女優は、人前で演技をする仕事なので、小学生であれば習い事で舞台に立てるものを探すのもいいでしょう。
発表会のある習い事という考え方をすると、イメージしやすいかもしれません。
- ダンス
- 歌
- ピアノやギターなどの楽器
- ミュージカル、演技
ダンスや楽器はポピュラーな習い事なので、すでにやっているという子も多いでしょう。
ダンスのジャンルは問いませんので、好きなジャンルを選んでスタートさせてみましょう。
上達すれば、将来のオーディションで特技として披露できるかもしれません。
ミュージカルは昨今の習い事でも増えてきています。
歌・ダンス・演技と総合的に習いますので、多くの経験ができるでしょう。
大切なのは「経験」
何事も経験が重要です。
「まずやってみる」ということ。
特に俳優・女優は日常的にやってみるという機会がないので、憧れだけで夢を抱きがちです。
「好きなことを仕事にしなさい」といいますが、やったこともない演技が好きか嫌いかはわかりようがありません。
そのため、習い事でもいいし、小さな舞台でもいいんです。
演技のレッスンでもいいので、「演技をやってみる」というのが大事です。
自分が好きか、嫌いかを判断するのは、経験してからこそできることです。
やってみて、「やっぱり違った」でもいいじゃないですか。
「演技ってやっぱり楽しい!」なら、なお良いですね。
親は何をするべきなのか

まず、子供が俳優や女優の夢を打ち明けてくれたら、ぜひ応援してあげてください。
ご説明した通り、子供でも演技を習い、活動をスタートさせられます。
しかし小学生では行動範囲が狭く、経済力もありませんので、親ができることは「環境を整えてあげること」であるといえるでしょう。
- 習い事を探してあげる
- 月謝を出してあげる
- 送り迎えをしてあげる
まずは本人が「本当にやりたいのか」を判断できる環境を作ってあげることです。
個人的に相談したい方へ
スリーシーノートでは、「芝居力向上ワークショップ」の担当講師、酒井俊介が個別でご相談を承っております。

公式LINEをご登録いただき、ご連絡ください。
コメント