オーディション用の自己PR作り方|特技ない場合の具体例&やってはいけない自己PR

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オーディションの準備で困るのが、自己PRです。

「どのように自己PRをすればいいのか」「自分がアピールできるポイントは何だろう」と悩む方が多いです。

オーディションでの自己PRの作り方のヒントとなるよう、自己PRについてまとめました。

オーディションでの自己PRとは

オーディション自己PR

自己PRは、自分の良さを短い時間で審査員に伝える時間です。

課題の台本での演技をした後に行われるオーディションが多く、技術面とは違ったアプローチで審査員の印象に残るようにしたいものです。

オーディションの審査員は何人、何十人と同じ日に候補者を見ていますので、他人と同じようなアピールをしていては印象に残りにくいです。

せっかく対面でオーディションをしているのですから、あなたの人となり、人間性を上手に伝えて「ぜひ一緒にお仕事をしたい!」と思ってもらえるようにしましょう。

オーディションで発表する自己PRのポイント

オーディションの自己PRを考える際のポイント4つをご紹介します。

  1. 審査員に印象を与える意外性
  2. 人となりが伝わる自己PR
  3. 普通の自己PRを特別なものとする
  4. 作品に合う特技

審査員に印象を与える意外性

審査員に印象を残すには、意外性のある自己PRがおすすめです。

例えば、筋肉でガタイの良い男性の趣味がサッカーなのは想像通りですが、その見た目でスイーツに目がないといわれると意外性があります。
さらに「菓子製造技能士の資格をもっています」といわれれば、さらに興味を惹けるでしょう。

同じ理由で華奢な女性の特技がボクシングだと言われれば、意外性があります。
さらに「ボクシングトレーナーの資格をもっています」といわれれば、驚きの喚声があがるかもしれません。

当たり前で想定内の自己PRをしていては印象に残りませんので、「えっ!?」と審査員の顔が上がるようなアピールを考えてみましょう。

人となりが伝わる自己PR

オーディション自己PR

オーディションは演技の技術の優劣をつけるものではなく、一緒に仕事ができる仲間を探しています。

長期の仕事になるほど、審査員としては人となりを判断したいと考えています。

自分の性格を分析し、短時間で人となりがわかるように上手に自己PRしてみましょう。

自分では短所だと感じる部分も、言い方を変えれば長所として自己PRできるポイントになります。

自己PRの長所自己PRの短所
大胆大雑把
負けず嫌い頑固
リーダーシップがある我が強い
協調性がある流されやすい
自分の意見がある自己主張が強い
柔軟性がある優柔不断

自分では性格がわかりにくければ、身近な友達や家族に聞いてみましょう。

自分の性格がわかるようなエピソードがあれば、添えて自己PRにしましょう。

普通の自己PRを特別なものとする

自己PRでよくあるのが「笑顔です」というものです。

オーディションで笑顔をPRされるのは審査員としては、よくあるパターンなので、「他に自己PRがないのかな」と思われてしまう危険すらあります。

そんな普通の自己PRでも、ちょっとしたエピソードを添えると印象の残る内容になります。

例えば「この笑顔でビール売り子のアルバイトで売り上げ1位をとりました」とか、「笑顔の写真コンテストで1位になったことがあります」などは、どうでしょうか。

オーディションの役柄と結び付けてアピールしてみてもいいでしょう。

作品に合う特技

オーディション自己PR

オーディションを受けている作品の内容に合う特技を、自己PRでアピールするのもよいでしょう。

例えば、ダンスや殺陣、タップや歌といった、直接プラスになるような特技です。

ただしダンスのように人口の多い自己PRは、ちょっとできる程度でアピールをすると逆効果になる場合もありますので注意しましょう。
「あの子、あのレベルでダンスできるって、ちょっとね…」というパターンもあります!

自身の信頼を失ってしまうような自己PRであれば、やらない方がましです。

特技がない場合の自己PR具体例

オーディションの自己PRを考える際に、なかなか自己PRが思いつかないという人もいるでしょう。

このような内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。

  • 小さい頃からの習い事 
  • 料理やお菓子作り
  • 部活での経歴
  • 地方出身者なら出身地方の方言
  • モノマネ

これらの内容をヒントにして、自分だけの自己PRを考えてください。

絶対やってはいけない自己PR

オーディション自己PR

オーディションでの自己PRは、どんな内容でもいえばいいというわけではありません。

やってがいけない自己PRの特徴は、こちらです。

嘘をつく

もちろん自己PRでは嘘をついてはいけません。

審査員の気を惹きたいあまりに、話を盛ってしまったり、嘘をついてしまうというのは絶対にNGです。

嘘をつくような人とは、一緒に仕事をしたいとは思ってもらえないですね。

自信がなくゴニョゴニョ言う

オーディションは緊張するものであり、周りの人を見ると自信がなくなってしまってしまうかもしれません。

しかしだからといって、ゴニョゴニョと伝わりにくいしゃべり方をしてしまうともったいないです。

しっかりと顔を上げて、目に力を込めてハッキリと自分のメッセージを届けましょう。

他の参加者の真似をする

「オーディションでどう振舞ったらいいのかわからない」「自分に自信がない」という人にありがちなのが、前の参加者の真似をしてしまうという行為です。

真似をしているというのは審査員にはバレていますし、合格は厳しいと判断されても無理はありません。

自分の良さを見てもらうのがオーディションなので、自信をもって受け答えしましょう。

オーディションでは実技も重要

オーディションでの自己PRについてご紹介しましたが、まずはオーディションでの実技が大切なのは言うまでもありません。

俳優や声優のオーディションであれば、まずは演技力が第一です。

自信をもってオーディションを受けるには、日々の演技レッスンを大切にし、確実な実力を身に着けておきましょう。

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