オーディションに落ちる理由と合格する理由

コラム

オーディションに合格する人とは

オーディションとは、テレビや舞台、CMなどの作品が決まっているところに、出演者を決めます。
オーディションが開催される段階では、欲しい役と人数が決まっている場合がほとんどです。

どんな人が欲しのかは、すでに決まっているのです。

そこに集まった人達を審査して、適任者を決めていくのがオーディションです。

演技が上手なのは確かに必要な条件ですが、それだけでなく求めている役に適しているかが重要な判断基準となります。

演技が下手だから不合格ではない!

オーディションに落ちると、自分自身を否定されたような気持ちになってしまう人もいるでしょう。

演技がよくなかったのかな、自己PRがよくなかったのかな…と自分自身に原因があると思ってしまいがちです。
しかし先述したとおり、オーディションの合否は演技の良し悪しだけではありません

  • 身長や見た目の雰囲気も関係ある
    (良し悪しでなく役の雰囲気に合うか)
  • 本来の声質の問題もある
  • 相手役とのバランスもある

このようにオーディションでは、作品作りを重視してのキャスティングをするために、周りの人との兼ね合いも影響します。
例えば恋人役なら身長や雰囲気、お互いをよく魅せられる演技ができるか、といった点も重要になるかもしれません。

歌を歌う仕事のオーディションなら声質がみんなと合いやすいのか、逆に個性がある人を求めている場合もあるでしょう。歌の上手い下手だけではありません。

グループで数名の合格者がいるような場合には、周りの人とのバランスや空気感も重視されるでしょう。

オーディションは落ちても諦めない

俳優女優や声優、タレントといった芸能界では、オーディションで仕事を獲得していきます。

有名人になればお仕事を振っていただけるでしょうが、無名のうちはオーディションを受けていきます。
オーディションは何個も落ちて当然、という気持ちで臨むのがいいでしょう。

オーディションで合格する人になるには

そうは言っても、オーディションによく合格する人と、毎回落ちてしまう人がいるのは事実です。
合格する人になるには、どのような対策ができるのでしょうか。

オーディション対策
  • 審査基準を見極める
  • 要求に瞬時に応える
  • 相手役の人の良さを出す

審査基準を見極める

オーディションには審査基準があるはずです。
どんな作品の、どんな役のオーディションなのかを、今一度考えてみましょう。

作品の中でどのような役割をしている人物なのか、それを自分がどう表現できるかがポイントです。
オーディションで自分の良さだけを主張しているようでは、一緒に作品作りをしたい人だとは思ってもらえないかもしれません。

要求に瞬時に応える

オーディションの中で、「次はこういう風にやってみて」と指示をされることがありますね。
これはこの人がこういう演技をしたらどういう感じかを見ているだけではなく、役者としての瞬発力を試されています。

監督や演出家の要求に瞬時に応えられるのか、また一緒に演技をする人に合わせた芝居ができているのか、といった総合的な力をみられています。

台本を読んで「こういう演技をしよう!」と決めたらそのワンパターンの演技しかできない人がいますが、このような人は対応力のない役者だと判断されてしまうでしょう。

相手役の人の良さを出す

オーディションで数名での演技が課題になったら、複数人との演技を審査しています。
個々での芝居ではなく、オーデションでそのような課題を出してくるのには理由があります。

自分ばかりが目立とうとしていませんか?
自分のほうが上手いはずだ!と慢心になってはいませんか?
相手役を蹴落としてでも、自分だけは合格したいと思ってはいませんか?

審査員は、仲間を蹴落としたいと思っている人とは、作品作りをしたいとは思わないでしょう。

むしろ芝居で相手役の人をどう輝かせてあげられるかを考えてみてください。
作品はみんなでつくるものです。

相手役が輝くと、自分自身も良い演技ができるはずですよ。
当然、そのような姿勢も審査に含まれていると思っていいでしょう。

オーディション対策になる演技のワークショップ

オーディションに合格するためには、演技力だけではないとご理解いただけたと思います。
演技力はもちろん重要ですが、それ以外にも重要な要素は多々あるのです。

確かな演技力を身に着け、役者としての人間力や瞬発力、対応力を身に着けておくためには、日々のレッスンが重要です。

スリーシーノートの芝居力向上ワークショップは、相手を引き立て、自分自身も輝ける演技を指導していきます。

演技ワークショップ

確かな実力をつけて、オーディションに備えていきましょう。

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