芝居力向上ワークショップに参加した、ユキさん(30代)から体験談をいただきました。
芝居力向上ワークショップの参加理由
4年ぶり、2回目の参加です。芝居歴10年以上。
現在はナレーションのお仕事メインに活動しております。
舞台をしばらくお休みしていたのですが、お芝居をする感覚を忘れたくないと感じ、それなら俊介さんのWSだと思い久しぶりに参加させていただきました。
芝居力向上ワークショップの体験談
今回、私にとっては『お芝居の世界で生きていくこと』についてそして改めて「普段の自分との照らし合わせ」から始まりました。
芝居だけやっていきたいという理想とそうはいかない現実の中で、とにかく「続けること」を第一にしている結果『なんとなくになっている部分』や、忙しさや時間のなさを理由に『蔑ろにしてしまっている部分』があったりして、それらを見つめ直す貴重な時間となりました。
ワークショップ中に出た、「自分の名前を覚えてもらうためには、相手の名前を自分から呼ぶ」「気持ちは等価交換で成り立っている」など、そんな根本的な在り方のお話が非常に印象に残っています。
また、はじめましてのメンバーの中で「相手が居やすくするためには何ができるか」「何をするべきか」というのを考えることのできる時間でした。
お芝居が初めてだという方と一緒にやらせていただけるのは刺激的な反面、緊張感もありました。
私が貰った分、一緒に参加された皆様にも渡せていたら嬉しいと思います。
実践の中では、二人芝居、一人芝居、四人芝居と、いろんなジャンルを経験できてよかったです。
芝居力向上ワークショップのまとめ
『お芝居が好き』だからこの道に足を踏み入れましたが、徐々に「お芝居ができない」「難しい」「苦しい」になってしまっていた時期がありました。
でもそれはきっと「上手くやろう」とか「ちゃんとやろう」「評価されたい」ばかりが表面にあるからなのかもしれないと思い「そんな余計な考えを捨ててお芝居ができるようになりたい」と思い参加しました。
今回自分は「嘘をつかない」「真剣にやる」「下手なことを恥じない」という非常に初歩的なことに重点を置いてWSに挑みました。
参加している時間は本当に集中してあっという間に過ぎました。今回得た様々な「感覚たち」を忘れないようにこれからのお芝居やお仕事に繋げていきたいです。
ワークショップ中も大切にしていた「相手に渡す」「相手からもらう」「みんなで作っていく」そんな感覚を今後も積み重ねて、自然にできる役者になりたいです。
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