声優や俳優、モデルやタレントといった芸能関係のお仕事は、華やかで憧れる人も多い職業です。
しかし浮き沈みが激しく、子供を心配するあまり反対してしまう親御さんも多くいます。
せっかくやるなら、応援してもらいたいと思いますよね。
声優や俳優になりたい子供は、親を説得する方法はあるのでしょうか。
なぜ親は俳優や声優を反対するのか
自分の気持ちをぶつける前に、なぜ親御さんが俳優や声優を反対するのかを考えてみましょう。
理由は、心配だからでしょう。
芸能界を知っている親御さんは多くはないかもしれませんが、華やかなイメージの表向きとは違い、実際は苦労することも多いだろうと想像がつくからです。
かわいい自分の子供はそんな苦労せず、普通でいいから幸せな人生を送ってほしいと思うものです。
親御さん自身が、普通の人生を送っていて幸せを感じているからこそ、そう思うのかもしれませんね。
親を説得する方法はあるのか
でもだからといって、子供が必ず成功できないと決めつけるのも良くないです。
親御さんを説得できる方法はあるのか、考えてみましょう。
- 本気を見せる
- 自分のお金でやる
- 期限を決める
- 働きながら声優・俳優を目指す
- 本職を用意しておく
親に本気を見せる
本気を見せるのは第一条件ですが、「どうやって」が重要です。
専門学校のチラシを見せる?
養成所のプレゼンをしてみる?
目標とする俳優さんの経歴を見せてみる?
どれもアルアルな方法ではありますが、正直これで納得する親は少ないでしょう。
まずやりたいというからには本気なのは当たり前です。
こんなこともできないような生半可な気持ちなのであれば、あきらめた方がいいでしょう。
自分のお金でやる
俳優や声優の専門学校や養成所に入るにいは、学費がかかります。
素人同然の状態ではオーディションを受けたとしても合格する確率は低いので、基礎の演技力や必要なスキルを身に着けていかなければいけません。
「自分でバイトをして(仕事をして)貯めたお金で勉強したい」と言われたら、本気度も少しは伝わるかもしれません。
親に迷惑をかけない、ここまでしてでもやりたい!という気持ちが伝わるかもしれません。
期限を決める
親に納得してもらうためには、期限を決めるというのも方法のひとつです。
3年なのか5年なのか…お互いに納得できる期限を決めておくといいでしょう。
可能であれば、「〇年後までにここまでできたら」と具体的な目標があればさらに良いです。
期限があると本人もやる気になりますので、双方にとってのメリットがある約束になるでしょう。
働きながら声優・俳優を目指す
意外とやる人が少ないのが、働きながら声優や俳優を目指すという方法です。
アルバイトや専門学生でなくても、声優や俳優は目指せます。
毎日レッスンやオーディションがあるわけではありませんし、社会人としてまとまった収入があるのは何より大切なことです。
レッスンやオーディションに行きたくても、お金がなくて断念したという若者は意外と多くいます。
まずは就職しておけば親御さんも安心するでしょう。
就職したという経歴が将来成功したときの笑い話になるかな、くらいの気持ちでもいいかもしれません。
ただオーディションは急に話がきたりするので、時間の融通が利きやすい職種を選んでおくように注意しましょう。
本職を用意しておく
すでに就職しながら、俳優や声優を目指すのであれば問題ありません。
もしも俳優や声優がうまくいかなかった場合には、何をするのかを親御さんに伝えておくと安心してもらえるのではないでしょうか。
養成所に通いながら何かの資格をとってもいいですし、家業を継ぐという約束をしてもいいでしょう。
〇年後に地元に帰るよ、という約束でもいいかもしれません。
「俳優や声優がダメだったらこうしたい」というプランが自分の中にあるということを示すことで、親御さんの説得につながる可能性があります。
親に自分の作品を見てもらおう
親御さんに納得してもらう最善の方法は、自分の作品をみてもらうことです。
そんなのわかってるよ!プロじゃないんだから無理だよ!!!!!
と怒らずに、どうすればそれができるのかを考えてみてください。
養成所やプロダクションの発表会でもいいんです。プロじゃなくても作品に関われるチャンスをつかんで、親御さんにみていただきましょう。
もちろん大きな仕事をして驚かせたいという気持ちはわかります。
しかし素人がいきなりドラマに出たり、有名作品で声優をするのは非常に稀です。
まずは小さくても、自分がここまでできる、という形を見せて親御さんを安心させましょう。
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